２０１８年度４月１日よりの宅建業法改正施行にあたり、伝統構法のインスペクション方法について学ぶ機会が出来ました。
これは伝統構法に特化した調査内容を学ぶことで古民家再生へ専門的な知識を得る入口となります。
宅建業法改正が施行され、既存住宅売買時のインスペクション業務が今後増えて行くことが予測され、既存住宅流通のために建築士の調査スキルの向上が期待されています。
建築士会様等において既存住宅状況調査技術者講習を実施されていますが、建築基準法施行以前の伝統構法と呼ばれる石場建て基礎の木造家屋については告示に基づいた専門的な調査項目でおこなうことが重要です。
日本伝統再築士会では伝統構法のインスペクション調査を全国で実施しており4月の宅建業法改正施行に合わせ、既に全国の会場で資格者を輩出しています。今後益々資格者が増加することが予想されますが、新潟県においても今年度に入り既に２回開催されました。
建築士（１級建築士・２級建築士・木造建築士）及び既存住宅状況調査技術者であること受講条件となっておりますが、この度受検資格が無い方でも、オブザーブ受講としてその入口が広がりました。
技術者認定は行えませんが、受講証明書の発行が可能になりました。
これは、出来るだけ多くの方に日本の伝統技術である伝統的構法について触れ、その知識を得ることで、地域に多くの伝統的構法＝KOMINKAを残す機会になるものと期待するものです。
この機会に是非受講してより住文化の知識を深めて頂ければと思います。
次回の新潟開催日は決定しておりませんが、近日HPにて公開します。（１０月開催予定）
【尚、本講習は建築士会CPD２単位講習となっております】
詳しくは (社)全国古民家再生協会 までお問合せ下さい。
TEL 03-6890-0641 / FAX 03-6856-4414
伝統構法をインスペクションする古民家鑑定士
～未来の子供達のために、持続循環型建築社会へ～
KOMINKAを世界共通語に
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